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銀魂 映画3 [銀魂]

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漸く・・・桂を見付けた神楽&新八。
しかし、問題が更に悪化。
紅桜を量産し利用しようとする高杉を止めるため、桂は工場を爆破。
高杉の後を追う。

同行を買って出た神楽と新八は、桂を先に進ませるために・・・行く手を阻む鬼兵隊の参謀・竹市変平太&来島また子と対峙する。
頭脳を使わない戦いは不慣れな竹市と、また子はただがむしゃらに高杉の妨げを排除しようと戦いを仕掛けるが、どの勢力にも属さない神楽と新八の目的を計りかねていた。
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損得ではなく、己を突き動かす何かに従い・・・宇宙一馬鹿な侍が船に立つ。

光に集う蛾の様に・・・船にふらりと現れた男。
しかし、酷く解り辛い光を放つが、その男は蛾ではなく抜き身の刀身の様な光を持っていた。
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高杉と言う光に焦がれた人斬り似蔵は、その光を容認出来なかった。
抜き身の刀身の様な光を放つ男は、自分が焦がれた光と一緒に煌いていた。

それは、既に遠い過去になりつつあったが、似蔵にはどうしても受け入れられない過去だった。
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紅桜の力を使い戦う似蔵・・・しかし、その身体は悲鳴をあげていた。
紅桜の神経伝達命令に、似蔵の身体が付いていけなくなったのだ。
一方、銀時の方は逆であった。

嘗て、白夜叉と呼ばれて怖れられた当時の記憶を、身体が思い出し戦闘能力が向上していく。
重症をおして戦う銀時は、剣を交えれば交える程冴えていく。
機械化した刀と人との戦い・・・刀匠村田鉄矢は、無敵と信じた刀が人に凌駕される様に驚愕した。
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受け入れたくは、無かった。
名刀匠として名を馳せていた父の背中は、父の死後もいつまでもいつまでも大きいままだ。

生前の父は、無口だが自分にない何かを持つ妹鉄子を褒めていた。
父を超えたい、妹を超えたい・・・その思いがやがて曲がった道へと自分を誘ったが、鉄矢の目には煌く未来へと変じて見えた。
紅桜編119.jpg
目的のために全てを捨て、捨てた中に妹鉄子も居たが・・・意に介さなかった。
いや・・・介せなかった。
自分の進む道が誤っていると認める事だけは、どうしても出来なかったのだ。
認めてしまったら、自分には何も残らない。

自分以上に不器用な兄のため、鉄子はこれ以上兄の刀を血で汚されたくなかった。
自分の打った刀を持って正気を失っている似蔵に飛び掛る鉄子。
そんな鉄子に危機が及ぶと、とっさに自らの身体を挺す鉄矢。
捨て去った筈の妹を、心が捨てきれてはいなかった・・・。

続く・・・

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