銀魂 映画4 [銀魂]
『人を守る剣を作りたい』
幼い時にそう言った鉄子の刀を手にし、白夜叉こと坂田銀時は精神すら紅桜に浸食された似蔵に戦い挑む。
人を守る刀・・・鉄子が魂を込めて打った刀は、禍々しく姿を変じた名刀すら退けた。
最後の最後で、自分に不足していたものに気付いた村田鉄矢であったが、彼には時間が残されていなかった。
自分の分もあわせ良い鍛冶になれと、息を引き取る鉄矢。
剣の扱い方を教えてくれた、かけがえの無い師が居た。
生き方を教えてくれた、かけがえのない師が居た。
しかし、その師は・・・ある日自分の手から毟り取られる。
何故、師が逝かねばならなかったのか?
それに、答えてくれる者はいない。
男は、そんな世界に見切りを付け、世界に背を向けると決めた。
あぜ道に転がるのが、仲間の亡骸であっても・・・その歩みを止めるつもりはない。
最後に転がるのが自分自身であっても、どうでも良かった。
目的のため、嘗ての盟友の首ですら差し出そうとする高杉。
自分達が歩いている道は永遠に交わる事がないのだと、痛い思いと共に実感する銀時や桂。
嘗て、同じ場所で学び・・・同じ場所で戦った仲間が居た。
そいつの事は、今も昔も嫌いだが・・・それでも仲間だと思っていた。
いつから違った道なのか?
道はいつの間にやら遠く隔たり、永遠に交わる事も並ぶ事もない。
過去に思いを馳せるには、みなが大人になり過ぎた。
抜き身の刀を手に、戦場をかけたのは・・・遠い過去の夢だったか。
失った物の大きさを測りきれないが、それでも歩いていかなければならない。
生きる事を教えてくれた師のために・・・生きる事を学んだ自分のために・・・。
・・・真選組出んの?・・・高杉が刺すの?
なんで、神威出てくんの?
・・・無理矢理だなぁ。おい・・・。
詳しくは、上のパーツをクリック!